デザインのそれ。

グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

世界的スポーツマーチャンダイズの日本法人「ファナティック・ジャパン」設立

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アメリカを代表するプロスポーツや欧州大手プロサッカークラブなどのグッズの企画製造、小売などを担う世界最大のオフェシャルライセンススポーツマーチャンダイズ企業であるファナティックは、新たなグローバル戦略の拠点として今年2018年元日にファナティック・ジャパン合同会社(Fanatics Japan G.K)を設立した。

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2017年5月にファナティックの子会社となったスポーツアパレルブランド「マジェスティック」の日本法人マジェスティックジャパンを母体とし、ファナティックのアジア全体での事業展開を進める拠点として機能させるようです。

 

米ファナティックは現在、MLB全チームのオンラインストアの運営、ニューヨークのNBAフラッグシップショップをはじめとする35以上のプロチームや大学チームの店舗を運営し、MLBオールスターゲームWBC、そして英マンチェスターユナイテッドクリスティアーノ・ロナウドがいるスパインのレアル・マドリードを含む世界を代表するサッカーチームとも提携し、300以上のオンラインストアとオフラインストアを運営している。

 

オリンピックを控えた東京を中心に、ますますスポーツが担う社会的ムーブメントが加速していくこのタイミングでもあるのでファナティック・ジャパンは楽しみでもあります。また、ウェブサイトでは、世界最高峰のEC運営、 実店舗運営、自社の企画開発と生産体制などが挙げられています。

オンラインストアもいいですが、実店舗が近所に出来たら行ってみたいですねー。

 

▼日本ファナティック

fanatics Japan

▼米ファナティック

Fanatics Inc. The global leader in licensed sports merchandise

 

 

(ニューバランス) New Balance 靴・シューズ メンズライフスタイル 247 Mid

アメリカンスニーカーの最高峰として人気が高いニューバランス。伝統的な製法を貫きつつ革新的で現代的なデザインのスニーカーは、老若男女にファンを持っています。

今回取り上げる「New Balance 247 MID」は、クラッシクさとモダンテイストを融合させた秀逸なデザインに仕上がってます。その名の通り、247シリーズのミッドカットとして登場している。メンズ、ウィメンズモデルともに3つのカラーウェイで発売される 

ソックライクな伸縮性のあるニット素材が加えられ、寒い冬でも足首を守ってくれます。またREVLiteのミッドソールは、他の同等の靴底よりも30パーセント軽くなっています。

まだあまり待ちで見かけないニューバランスのこの秀逸モデルですが、冬場に買うならこのニューバランス247 MIDモデルがおすすめです。個人的には「N」ロゴがボディと同系色のワンカラーモデルがクールでお気に入りです。

 

 

 

空中に浮かぶ本物そっくりのムーンライト「Levimoon」リビングやデスク周りのちょっとした明かりに。

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Levimoon

専用の台の上に月をセットするとふわふわと浮かび自然に自転しながら周囲を照らしてくれるライト「Levimoon」。空中に浮揚するという意味の「Levitate(ラヴィテート)」とムーンから名付けられた「Levimoon」は、実際の月の表面と同じ模様が忠実に再現されています。

 

本体サイズは直径約14~15cm、土台はウォールナット・ウッドが使用されています。照明の色は暖かい黄色と明るい白をセレクトすることが可能で、気分によって切り替えることができます。

充電は一度ライトを外し左隅の充電スポットにセットすれば完了2時間の充電で10時間から100時間の点灯が可能。

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Levimoonはオンラインショップにて289ドル(約3万3000円)で購入することが可能で、別途30ドル(約3300円)の送料が必要です。

 

 

主なスペック

ムーンライト寸法:凹凸のある表面のために14cm以上15cm以下
浮上ドッキング寸法:12.2cm x 12.2cm x 3cm
ムーンライト素材:PLA
ベース・フィニッシュ:ウォールナット・ウッド
照明の色のオプション:暖かい黄色と白
LED電圧:0.1W〜1.5W
点灯時間:10-100時間
バッテリー容量:600mAh充電式リチウムバッテリー
Moon Light Power:浮遊ドッキングによるワイヤレス充電
ベース電源:USプラグ付き電源アダプタ@グローバル電圧互換100 - 240v

  

こちらLevimoonの紹介動画です。ふわふわくるくる回る様子が分かります

Levimoon – The World's First Levitating Moon Light

http://www.levimoon.com/

スポーツのロゴデザインが大量にまとまった神サイト「Sports Logos.net 」が素晴らしい

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スポーツに関係するロゴがたくさん掲載されているサイト「Chris Creamer's Sports Logos Page - SportsLogos.Net」を見つけました。

野球を始め、アイスホッケー、サッカー、NFLNBAなどプロリーグや所属チームのロゴや、オリンピックやインディ500といったマイナースポーツのロゴも掲載している。

また、個別のロゴのページには過去から現在までのロゴの変遷も細かく掲載されいている。よくここまでまとめられているなと関心するばかりです。まさに神サイトです。

ロゴデザインの他にもニュースコーナーがあり、ロゴに関するニュースが日々更新されています。

 

NBAロゴ

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さっきこのサイトを見ていて気づいたのですが、伝統あるNBAのロゴが今シーズン(2017/18 season)から微妙に変化した新しいロゴに変更されています。右下のNBAの文字が縦に長くスリムになっており、カラーも青・赤ともに少しずつ濃く表現されています。

 

開設者いわく、このサイトはスポーツの世界のグラフィックデザインの過去、現在、未来をテーマにしたビジュアルミュージアム(仮想博物館)だとしています。ロゴデザインを起点にユニフォームやチームマーケティング資料に至るまで、あらゆるグラフィックスタイルがどのように変化していくのかが示していうという。

ちなみにこのサイトは、Chris Creamerさんという方の個人的なサイトのようで、ここに掲載されているリーグやチームとの公式の提携関係にないそうです。デザイナーにしてはただただありがたいサイトです。

気になった方はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。

 

www.sportslogos.net

 

急成長渡航先ランキングに大阪が2年連続世界一に見る大阪人の特徴

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急成長渡航先ランキングとはいわゆる来訪者の伸び率のランキングですが、大阪が爆発的に伸びている。

クレジットカード運営の米マスターカードが9月末に発表した「2017年度世界渡航先ランキング」によると、渡航者数の成長率を比較する「急成長渡航先ランキング」で大阪が1位に輝いた。アジア勢が上位を占める中、東京や中国、韓国などの各都市を抑えての快挙だそうです。

ちなみに渡航者数では大阪は17位(東京が9位、バンコク1位。

 

なぜそれほど大阪への観光客が増えているのでしょうか?大阪府・市が一体となって運営している大阪観光局は、「外国人に満足してもらうため、Wi-fi(無線LAN)の提供、案内標識の設置、店舗の多言語対応などへの取り組みを、どのエリアよりも強化しているといいますが、それだけではないと思います。

 

大阪人の特徴 

僕は20代中頃から大阪の北区を拠点に7年ほど働いていたし、出身も兵庫なので何となく関西というものがどういうところかはわかります。

芸人の出身者が多いことからもわかる通り、大阪・兵庫・京都はエンターテイメントへのこだわりが他の地域とは明らかに違います。

道頓堀のド派手な看板を見てもわかるように関西人はとにかく直接的であるということ。物事もはっきりとわかりやすい表現が外国人にもわかりやすく、楽しめるポイントではないでしょうか。

例えば服を買うときも試着して買わない場合、関東人「検討します」ということが多いですね。買う気がなくても検討します〜って言って店を後にしますが、関西人は「検討します」とはあまり言わない。いらなければいらないとはっきり伝えます。特に男で検討します〜なんて言ってると、お前はオカマか!どないやねん!なんてツッコミは充分にありえます。もちろん全員がそうではないでく相対的に多いということです。

 

その他、エンタメもこれほど多種多様が許されて良いものかと思うほど趣向を凝らしたお店がたくさんあります。特に夜のエンタメは正直奥が深すぎて、僕もまだまだ知らないことが多すぎます。アジアの富裕層を満足させる為の夜のお店の多様性は、確実に訪日理由になっていることは明らかです。

 

あと基本的におっさんとおばはんが元気なんで、街を歩いていても気軽に話しかけられる空気感があるし、言葉が通じないことを気にせず(自分が話したいことを話す)にこやかなコミュニケーションが生まれます。

良いところばかりでは決してないですが、訪日が伸びるのも理解できますね。

 

「大阪人の格言」という本がありまして、大阪人らしい名言・迷言・珍言が160近く紹介されています。なかなかいい感じの言葉が詰まってるのでおススメですよ〜

 

大阪人の格言: 苦しいときこそ笑わなアカン! (徳間文庫)

大阪人の格言: 苦しいときこそ笑わなアカン! (徳間文庫)

 

 

 

 

 

ノーベル賞受賞 リチャード・セイラー「実践 行動経済学」

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人がいかに合理的ではない生き物かがよく分かります。リチャード・セイラー著書「実践 行動経済学」を読みました。

 

 

実践 行動経済学

実践 行動経済学

 

 

何かを決断する際、よく考えて判断してると思いきや、些細なことや関係のないことに影響されていることがあります。

例えばLANケーブルやメモリーカードを購入する際少しでもスペックが高いものを選ぶため、LANケーブルであればせいぜい1Gbpsあれば充分なはずなのに10Gbpsとか書いてあると少々価格が高くてもそっちを買ってしまったりする。

私たちは、普段から見た目で人を判断(好き嫌い)したり「苦手」、「得意」など脳の思考癖などいろんな心のバイアスがかかっていてるらしく、必ずしも正しい判断をしていない。

この本は、そういった人間の心理や行動が経済にどう影響を与えているかを一般人にわかりやすく解説している本です。

 

行動経済学とは

行動経済学とは心理学的に観察された事実を経済学の数学モデルに取り入れていく研究手法のことで、1990年代以降急速に発展し米国では既に主流派経済学の一部として扱われている。

人は必ずしも合理的に行動しないことに着目した新しい経済学とされ、男女の行動経済学上の違いも指摘されていますが、環境により変化する可能性もあるとされています。

 

一般的な経済学は「“合理的経済人”=常に、わたしたちは合理的に意思決定を行う」。これは人間が決しておかしなことはしないという前提であり、それを支えるために人々はすべての情報を完全に知っているという“完全情報”が前提なんですね。

全く同じ2つの商品があれば、人は価格が安い方を選ぶとされているのが経済学の常識で、それを大前提としているんだけど、でも人ってアホなところもあってそれを踏まえて考えた方が良いんじゃねぇってのが行動経済学なんですね。

今回読んだ実践 行動経済学以外にもたくさんあるのでこの辺りもう少し深掘りしたいと思います。

 

 

実践 行動経済学

実践 行動経済学

 
行動経済学まんが ヘンテコノミクス

行動経済学まんが ヘンテコノミクス

 
行動経済学の逆襲

行動経済学の逆襲

 
セイラー教授の行動経済学入門

セイラー教授の行動経済学入門

 

 

 

amazon プライム会員限定1/2-3初売り特選セール開催

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現在Amazonではウィンターセール(2017年12月15日(金)12時00分から2018年1月11日(木)23時59分(日本時間)まで)とは別に、プライム会員向けに2日間限定特別セールを実施しています。

 

家電からカメラ・AV機器、日用品に至るまで12のカテゴリーがセール対象となっています。

 

 

 

 

 

ダイソン 掃除機 コードレス V8 Fluffy SV10 FF2

ダイソン 掃除機 コードレス V8 Fluffy SV10 FF2

 

 

 

 

 

 

 会員向けの初売りセールだけあってAmazonもかなり大盤振る舞いですね。結構な数の商品が割引されているので、この機会に欲しいものは手に入れよう。

 

Winter Sale 2017 @ Amazon.co.jp

パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー2018で来年のトレンドカラー「ウルトラバイオレット」に決定

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PANTONE 18-3838 Ultra Violet

世界中でカラートレンド情報を発信する米国パントン社(パントン色見本で有名)は来年度2018のカラートレンドを占う「Pantone Color of the Year 2018 | Ultra Violet 18-3838」に「ウルトラ・バイオレット」を選びました。

パントン社のローリー・プレスマン副社長が、発表に先立ちAP通信に語ったところによると、ウルトラバイオレット(PANTONE 18-3838 Ultra Violet)は、カウンターカルチャーの可能性やオリジナリティの追求、創造力、先見性を連想させる色であることから、2018年の色に選ばれたという。

また、私たちは複雑な時代を生きており、人々が将来への不安を感じながら、その恐怖に立ち向かう様子を見出しているとも言っています。

 

またパントンいわく、複雑で瞑想的なウルトラバイオレットは宇宙の謎や先にある陰謀、先見性を示唆しており、広大で無限の夜空に象徴されるように私たちの世界を超えた未知の領域への欲求を掻き立てる色としています。

 

今年2017年はA.Iやビットコインなど新しい技術が登場し経済も大きく変化した印象がありました。1月に第45代米大統領に就任したトランプ氏が「アメリカ・ファースト」を宣言する一方で北朝鮮核武装を背景に挑発を繰り返しています。いつの時代もそうだといえばそれまでではありますが、混沌とした世の中であることは否定できません。極端に言えばいつまた大規模なテロや戦争が起こるとも限らないとも思う。

一方で経済においては日経平均は高値を更新し続け明後日の大納会で23000円を目指し、NYダウは史上最高値を更新しまくった年でもある。

 

来年以降世の中がどう変化していくのか全く予測ができないし、僕みたいな凡人にはわかるはずもないので、現状を受け止めていくしかないわけで、そういう意味でも今回発表されたウルトラ・バイオレットは来年を示唆するうえでもピッタリなんじゃないかと思いました。

 

Pantone Color of the Year 2018 | Ultra Violet 18-3838 

アシックスタイガー「ゲルライトⅢ」本皮メイド・イン・ジャパン仕様が登場!

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このほどアシックスタイガーから人気モデル「ゲルライトⅢ」に新たに本皮仕様が登場しました。日本製にこだわった「MADE IN JAPAN(メイド イン ジャパン)」シリーズの第2弾となる本モデルは、アッパーに藍染師が皮革から一枚一枚丁寧に本藍染めを施したレザーを採用。

天然染料による独特の深みと手染めによる微妙な色ムラがデザインをより特徴的に仕上げています。また化学薬品を使わず染の回数で色の濃淡を表現しています。濃い藍色の“コアイ”モデルと薄い藍色の“ウスアイ”モデルからなる2カラーモデルがラインアップしている。

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製靴工程にもこだわり、アッパーの裁断・縫製とシューズの組み立て・仕上げを国内で実施するなど日本の卓越した技術を駆使して作られています。GELによるクッション性と、ベロ部と足首部を一体化させ、縦に大きく二分割したスプリットタンは他モデルと同じく引き継いでいます。

“和”のテイストを粋に落とし込んだこれらのフットウェアは現在〈ASICS Tiger〉のオンラインストア及び一部フラッグシップショップ、または『Dover Street Market Ginza』や『atmos』などといった一部取り扱い店にて50,000円(税別)で発売中。購入者には東京を拠点に活動するアーティストのsneakerwolfが手がけた日本限定の特製ボックスも付属するようです。

 

ゲルライトⅢ

【GEL-LYTE Ⅲについて】
1990年に発売された軽量ランニングシューズGEL-LYTE Ⅲ。大胆な配色やランニングシューズとしての機能は維持しつつも、スタイリングの決め手となる進化をとげてきたアイテム。GELによるクッション性と、ベロ部と足首部を一体化させ、縦に大きく二分割したスプリットタンが特徴的。

 

GEL-LYTE III (HL727.5858) | アシックスタイガーオンラインストア - ASICS Tiger Online Store

新たなデザイントレンドとして注目度が高まっている「レスポンシブロゴ」について

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スマホの登場によりWEBの世界にレスポンシブデザインが浸透してもうすぐ10年が経とうとしている。その間デザインの分野では様々なトレンドを形成しながら進化を続けてきました。

ロゴデザインのトレンドもロゴそのももの形や色合いなど変化を続けています。企業はより現代にマッチした使いやすく印象的なロゴを求めメジャー・マイナー問わずリニューアルを繰り返しています。

そして昨年から徐々に新たなトレンドを形成しているスタイルに“レスポンシブロゴ”というものがあります。これは文字通りレスポンシブに対応したロゴデザインを意味し、ロゴが様々なデバイスでどういった見えた方をするかを考えてデザインされたロゴのことをいいます。

 

海外のサイトResponsive Logosはそんなレスポンシブロゴを紹介するサイトです。ブラウザの横幅を調整すると表示されているロゴが変化します。それぞれのサイトの横幅に最適な形状へ変化しますがロゴのアイデンティティはしっかり確保されています。

 

そもそもロゴをデザインするときデザイナーは様々な使用シーンを想定しバリエーションも定義します。「これ以上小さく表示させない」「マージンは何ミリ以上取らなければならない」などいわゆるレギュレーションをまとめます。

当然ロゴマークロゴタイプを横並び表示する場合や縦に並べる場合なども考慮に入れて設計するので、レスポンシブロゴといっても当たり前といえば当たり前なんですが、極小サイズになった場合、シンボルマークを定義していないロゴの場合はどうやって表示させたら良いのかわからなくなる場合があります。

スマホが普及する以前に作成されたロゴは極小サイズでの表示を考慮にいれていないため新たにデザインする必要が出てきます。

 

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画像はディズニーのロゴですが、左上、右上、左下、右下とサイズが小さくなるにつれロゴのかたちが変化します。右下の「D」の場合でもディズニーだとわかることが重要だというのがわかりますね。

ロゴを現代的でシンプルにしたデザインへと一新する企業も増えてきており、レスポンシブ・ロゴデザインは、新しいデザイン変化に対応できるかしこい方法として来年も大きなトレンドとして注目されると思います。

 

Responsive Logos