最近ラジオを聴く若者が増えた。その理由とおしゃレトロなプレーヤー
最近、ラジオの良さが見直されてきているように思います。ラジオなんてもう古いという認識が逆に古いと言われるかもしれません。
音声コンテンツといわれるラジオのように耳から情報を得る方法が多様化してきていて、Podcastやオーディオブックの他に他にVoicy(ボイシー)のような新しいサービスも増えてきました。朝の通勤時やご飯を食べる時間、夜寝る前の時間帯にテレビではなく、音声を楽しむ、“ながら聞き”を好む人が増えています。
普段から常にスマートフォンを持ち歩くようになり、インターネットのIP通信を利用した放送を手軽に聞くことができるようになったのも、人気復活の要因ではないでしょうか。
インターネットラジオアプリの代表格「radiko」では、既存の主要ラジオ局が公式に用意したネットラジオで、普通のAM/FMラジオとほぼ同じ内容を数秒程度の遅れで放送しています。
関東地域なら
関西地域なら
中部地域なら
といった、主要ラジオ局をスマホで聴くことができます。すごいですね。
なぜラジオが人気なのか
ラジオ広告市場のピークは1991年の2406億円。それが2010年には1229億円と約20年でほぼ半減したそうです。ちょうど日本ではバブル経済が崩壊し、失われた20年の時期と重なるかさるように、ラジオ市場は衰退していきますが、2014年に若干の上向きをみせています。
ラジオ人気の考えられる要因をいくつか挙げてみます。
これは先に書いたように、スマートフォンでいつでもどこでもラジオが聴ける状態になったことで、場所と時間の制約がほぼなくなり、手軽に聞くことができるようになった。
テレビからインターネットへ
インターネットの登場により、テレビよりインターネットをしている時間が増えたことにより、視線はPCもしくはスマホのモニターに移りました。テレビほど音声の重要度が低いインターネット中は、聞き流す程度のラジオや音楽をかける機会が増えた。
ただ、ここ1、2年はインターネットで動画の視聴が増えたので、今後どうなっていくか気になりますね。
ソーシャルメディアとの親和性
「radiko」などネットラジオでは、面白いと思った番組を見つけたときなど、ソーシャルメディアで簡単にシェアすることができます。シェアが拡散し一度バズってしまえばこれ以上ないほどの視聴ユーザーが集まります。
また、最近はラジオプレーヤーも新しいものが色々登場してきていて、どれかラジオ専用プレーヤーを買おうと思って探したらこいつらを見つけました。
SANSUI CDステレオシステム Bluetooth対応 SMS-800BT
レトロ家電好きの僕にはかなり気になる存在。ウッド調のボディにクラシックなダイヤル、フルレンジ(シングルコーン)スピーカー仕様です。
magno IKoNO++/イコノ ツープラス(AM・FMラジオ、AUX-in, out)【iPodとつなぎ、スピーカーとしても使える木のラジオ】
magno IKoNO++/イコノ ツープラス(AM・FMラジオ、AUX-in, out)【iPodとつなぎ、スピーカーとしても使える木のラジオ】
- 出版社/メーカー: Singgih S Kartono / piranti works
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
黒檀とパイン材を組み合わせた木のぬくもりを感じる可愛らしいラジオプレーヤー。こちらはBluetoothには対応していませんが、付属のケーブルをつかってiPhoneなどの再生が可能です。
古き良き時代を思い出させる真空管ラジオ。ボディ右側のガラス越しに見える真空管が熱電子を放出させ、ほのかなオレンジ色の灯りがともる仕様。半導体には出せない、真空管ならではの温かい音色が楽しめますね。