デザインのそれ。

グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

違和感を感じるチカラとは

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普段、仕事や生活において、違和感を感じることってありませんか?コンビニでいつも買ってる商品のパッケージが少し変わってたり、友人の髪型がいつもと違うとか、ちょっとした変化にはなかなか気づけないものです。

だけど、その時気づかなかったとしても、頭のどこかに「違和感」として残ったことに、後になって「あっ!」っと気づくことがある。この違和感っていったい何なんでしょう。

 

違和感を感じるチカラ

 

違和感の感じ方って言葉で説明しづらいですね。フッと脳の中にビジュアルやキーワードが浮かんで、点と点がつながるような感じ。新しいアイデアが生まれる瞬間もこれと似たような感覚ですね。

脳にインプットされた、短期の記憶は数十秒のうちに消えてしまうと言われていますが、何か違和感を感じた時に、過去の事象と照らし合わせ、忘れてしまっている短期記憶を呼び起こしてるのではないでしょうか?

 

脳の記憶の仕組みについて詳しいことはわからないので、いい加減なことを言ってる気もしますが、そんなプロセスのように思います。

 

感覚を鋭く研ぎ澄ませ、身の廻りで起きていることを把握していれば、危険や失敗を最小限に抑えることが出来る。

普通、大半の人がスルーしてしまうことにも、違和感を感じ、それを言葉で説明することで間違いを修正することにつながる。

人間関係においても、ちょっとした相手の変化を察知することで、気持ちを理解したりスムーズなコミュニケーションを取ることが出来るので、この「違和感を感じるチカラ」を磨きたいと思います。