デザインのそれ。

グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

米大リーグ(MLB)チーム インディアンスの先住民ロゴの使用を来シーズンから取り止めを発表

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インディアンスのロゴがなくなってしまうかも!?

 

米大リーグ(MLB)チーム クリーブランドインディアンスの先住民ロゴ「ワフー酋長(しゅうちょう)」の使用を来シーズンから取り止めを発表しています。あの赤い顔の愛嬌のあるインディアンのロゴです。

チャーリー・シーンとんねるず石橋貴明氏らが出演した映画「メジャーリーグ」でこのクリーブランド・インディアンスが題材とされたことで知っている方も多いのではないでしょうか?映画がヒットしたころ、近所にインディアンスのロゴが入ったキャップをかぶった子供がたくさんいました。

 

廃止の理由は、ロゴのインディアンのイラストについて、真っ赤な顔や鷲鼻、垂れ目などがネイティブアメリカンに対する「お仕着せ」のイメージで描かれていることが、人種差別にあたると長年抗議を受けていた。とのこと。

 

 

ワフー酋長のロゴは1948年に初めてインディアンスのユニフォームに登場しましたが、ここ数年では時代遅れで差別的だとの意見が多く寄せられるようになっていたそうです。半世紀以上の長年に渡って使われてきたため、インディアンスの歴史にかかせない存在だと主張する人たちもいる一方で、取りやめるべきという意見がそれより多かったようです。

 

個人的にはこのインディアンスのロゴは好きで、子供の頃の楽しかった思い出が詰まっているので、なくなってしまうのは少しさみしい思いです。改めて見てみても差別的なのかどうか僕にはわかりませんが、インディアンスのロゴを見て不快に思う方がいらっしゃるということは、事実なので仕方がないですね。

では逆に、来シーズン以降どういったロゴが最適なのか気になるところです。球団名はクリーブランド・インディアンスということに変わりはないので、インディアンをモチーフにするのだと思うのですが、どうなるのでしょうね。

 

とはいえ、このロゴは人気だったので、Amazonにもたくさんのインディアンスのロゴが入ったグッズは販売されています。これらすべてが来年からなくなってしまうとは考えにくいですが、今のうちに買っておこうかとも思ってしまいますね。。

 

今なら買える!Amazonで見つけたインディアンスのロゴグッズいろいろ

 

メジャーリーグのキャップといえばNEW ERA(ニューエラ)ですが、実は1934年に初めて「クリーブランド・インディアンス」に選手用キャップを供給したのが始まりなんです。現在はMLBにおける公式選手用キャップ唯一のオフィシャルサプライヤーとして、全球団のキャップを製造・供給しています。

 

上のNEW ERAのキャップも公式スタイルでいいですが、下の47ブランドのローキャップバージョンもカッコいいです。

 

 MLB各チームのロゴが入ったヘルメット型のペンスタンド。インディアンスの他にフィラデルフィア・フィリーズミネソタ・ツインズカンザスシティ・ロイアルズなどもあります。

 

ワフー酋長、インディアンス、クリーブランドタイポグラフィクリーブランドの「C」それぞれの マグネットセット。

 

 2016年にクリーブランド・インディアンスアメリカン・リーグ・チャンピオンになった記念Tシャツ。

 

いろいろあって迷いますが、やっぱりNEW ERAの公式キャップがMLBらしいので、亡くならない内に記念に買っておこうと思います。