不穏なアート感覚とゾクゾクする緊張感がたまらないゲーム「INSIDE」
デンマークのインディーゲームデベロッパーPlaydead(プレイデッド)が一昨年リリースした「INSIDE」というゲームをご存知でしょうか?
このゲームは、ハイクオリティに作り込まれたグラフィックと独特の世界観が見事な横スクロール型アクションゲームです。僕はiOSアプリ版を購入しプレイしましたが、PS4版やXBOX one版などがあります。
とにかく頭をつかって必死に突き進む
ゲームはまず夜の森の中からスタートします。画面に現れた主人公の少年を操作して前に進んで行くのですが、途中に現れる敵?らしき人物に見つからないように進みます。見つかったら最後、銃で射殺されたり、捕まえられて即死するんですが、ゲームとはいえその容赦のない残忍さゆへたまらない緊張感が演出されています。
主人公が息を切らし「ハァハァ」という音も妙にリアルです。
特筆すべきは、世界観の作り込みがよくデザインされているところ。基本的にBGMはなく、モノトーンのグラフィックと主人公のアクションによるなどによる環境音や緊張感を演出する効果音で構成された世界観はよく出来てるなと思います。
また、このゲームは言葉による説明が一切なく、なぜ少年は命がけで進んでいるのかまったくわかりません。わからないままとにかく殺されないように前に進みます。
森を進み、池を泳ぎ、屋根に登り、猟犬からも逃げる。ひたすら逃げたあとの最後はどうなるか。。
クリアするまでもうしばらくは楽しめそうです。