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グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

仮想通貨クライアント型ウォレット「HB Wallet Desktop」正式版リリース予定!DEXも今秋導入!

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仮想通貨のクライアント型ウォレット「HB Wallet 」のデスクトップ版「HB Wallet Desktop」が正式にリリース予定なんだそうです。

 

『HB Wallet Desktop』(Windows/Mac両対応)
https://www.hb-wallet.com/download-jp

 

HB Wallet Desktop」はこれまで約20万ダウンロードを超える暗号通貨イーサリアムに特化したウォレットアプリ「HB Wallet」のデスクトップ版です。イーサリアムはもちろん、ほぼ全てのERC20・ERC223上に作られたトークンをウォレット上で管理することができます。

これまでスマホのアプリだけだったのですが、デスクトップ版も使えるようになってさらに使いやすくなりますね。画面広いってやっぱりいい。さらに嬉しいことに秋ごろにはDEXにも対応するようですね。

 

クライアント型ウォレットとは、秘密鍵と呼ばれる、利用者様一人一人に割り当てられる資産の認証コードを、サーバ内にて集中的に保存せず、ご利用者様の端末のみに個別管理するタイプのウォレットです。自分の資産を、取引所やウォレットの開発会社でなく、ご自身の手元で管理することができるため、中央集権型の取引所などが外部からのハッキング等(コインチェック事件みたいに)によって資産を失うリスクが比較的低いのが特徴です。そのかわり鍵の管理は自己責任なので、パスコードなどの管理やセキュリティには十分に注意する必要があります。

 

DEXについて

DEX(Decentralized Exchange:分散型取引所)とは、ブロックチェーン上で動作するアプリケーションの1つで、一般的な中央集権的な取引所とは違い、中央管理者が不在でも暗号通貨の取引が可能な取引所の事です。ブロックチェーン上で動作するので、取引履歴を世界中のノードが管理することとなり、データの改ざんや不正はほぼ不可能です。

これまでは、大手の取引所(コインチェックビットフライヤー)などで交換または購入した暗号通貨を、取引所が用意したウォレットで保管・管理するのが一般的でした。しかし取引所はご存の通り、大量の通貨を管理しているため世界中のハッカーからハッキングされるリスクが常につき纏っています。皆さんもご存知の通り、過去最大の損失を出したコインチェック事件では一瞬の内に620億円が消えています。

 

なので、自分の所有する暗号通貨資産はローカル環境(ハードウォレットやクライアント型ウォレット)に保管する方が安全です。もちろん個人のパソコンやスマホもハッキングのリスクは付き纏うので、長期的に使う予定がないコインは完全にオフラインとなるハードウォレットに入れて置くのが良さそうです。

 

公式サイトはこちら