コンテナを再利用した台湾のスターバックス新店舗、隈研吾建築都市設計事務所がデザイン
隈研吾事務所が手がけた台湾・花連市にオープンするスターバックスは、海上輸送などで使う輸送用コンテナのリサイクルによってデザインされています。
合計29個の使用済みの輸送コンテナを積み上げたユニークな構造となっており、白く塗られたコンテナの内側の壁は、木材で覆われ現地先住民であるアミ族に深く関係するグラフィックペイントなどが施されています。
デザインはコーヒーの木の葉から着想を得つつ、伝統的な中国の建築構造である“バケットアーチ”をコンテナによって再現しているという。総床面積320平米の2階建ての店舗となっており、強化ガラスが張られた面からそのと光が差し込む作りとなっています。
スターバックスは、豊かな自然環境が美味しいコーヒーをお客様に届けるため、持続可能な店舗の建築にコミットする「global greener stores commitment」を発表しています。店舗においてもプラスチック製のストローの廃止を宣言したりと環境対策を強く推し進めている企業でもあります。
今回のコンテナの再利用もこういった環境負荷への取り組みの流れを組んだものですね。