ブランディング会社インターブランドが「Best Global Brands 2018」ランキングを発表!
インターブランドが、今年のベストグローバルブランドランキングトップ100を発表しています。もうこんな時期かぁーと1年が過ぎる速さを実感します。
インターブランドベストグローバルブランドランキングは、ロンドンを拠点とする世界的ブランディングファームInterbrand社が毎年発表している企業ブランドランキングで、グローバルな事業展開を行うブランドを対象に,そのブランドが持つ価値を金額に換算してランキング化するもので、レポートの発表は2000年から今年で19回目です。
Rankings - 2018 - Best Global Brands - Best Brands - Interbrand
2018年グローバルベスト3
1位:Apple(アップル)
1位は2013年からトップをキープするApple。圧倒的なブランド力です。Appleは2012年1位だったコカ・コーラを2013年に遂に抜き去り、これで6年連続でトップに君臨したことになります。
2位:Google(グーグル)
2位はGoogle。こちらも2013年以降ずっと2位につけています。ただ、1位のAppleとの差500億ドルは年々広がっています。
3位:Amazon(アマゾン)
続く3位はAmazon。Amazonは2012年は20位だったところ、年々順位を上げて遂にMicrosoft、コカコーラを抜いて3位に踊り出ました。ブランド価値を56%アップさせ成長率では1位となっています。
2018年ジャパンベスト3
1位(グローバル7位):トヨタ自動車
トヨタは昨年に続き第7位。 自動車ブランドでは15年連続で最高位をキープしていますが、メルセデスの追い上げており、来年どうなるかですね。先日ソフトバンクとの提携のニュースがありましたが、どうなるでしょうね。
2位(グローバル20位):ホンダ
こちらも昨年同様グローバル20位。こちらも先日米ゼネラル・モーターズ(GM)との提携が発表され、自動運転その他IT強化がどうなるか楽しみです。
3位(グローバル40位):日産自動車
4位(グローバル55位):キヤノン
5位(グローバル59位):ソニー
気になる評価基準ですが、大まかには以下のような内容となっています。
- 主要基盤地域 (Home Region) 以外での売上高比率が30%以上であること
- 北米・欧州・アジア地域で相応のプレゼンスがあり, 新興国も幅広くカバーしていること
- ブランドの財務的評価を実施するために必要な各種財務情報が公表されていること
- 資本コストを織り込んだ経済的利益 (Economic Profit) が長期的にポジティブであること
- 主要基盤地域のみならず, 世界の主要な国々で, 一般に広く認知されていること
- ブランドが顧客の購買行動に影響を与えていること
上記を踏まえ、財務力、 ブランドが購買意思決定に与える影響力、 そしてブランドによる将来収益の確かさ、という観点からみたブランド価値を評価しているそうです。
インターブランドのサイトでは、ランキングデータを、地域や業種、国など様々なフィルターをかけて見ることができるので、気になった方は以下からどうぞ。