フランク・ロイド・ライトがデザインした椅子「Taliesin 1アームチェア」が、伊Cassina(カッシーナ)から再販売
アメリカ人の建築家Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)が、1949年に自邸のためにデザインした椅子「Taliesin 1アームチェア」が、家具の名門イタリアのCassina(カッシーナ)から再販売されるそうですね。
一枚のチェリーウッドからダイヤモンドのカット面(ファセット)のようにそれぞれが折り曲げられたデザインは、日本の折り紙からインスピレーションを受けて設計されたそうです。発表当時は“オリガミチェア”とも呼ばれていた。
今回再発されるTaliesin 1アームチェアは、伝統の家具職人の技と最先端のテクノロジーを用い背もたれのリクライニングが改良され、クッションが厚くなり快適性がましたという。
フランク・ロイド・ライトと言えば、ル・コルビジェ、ミース・ファン・デル・ローエと並んで世界3大巨匠の1人と称される建築家です。ちなみにドイツのバウハウスの初代校長ウォルター・グロピウスを入れて4大巨匠とカテゴライズすることもありますね。
精力的に建築と向き合い、最後の作品だったニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館の完成半年前に91歳でその生涯を閉じています。ちなみにフランク・ロイド・ライトの作品はアメリカ国内がほとんどですが、唯一の海外は日本にしかないそうです。
東京の豊島区にある自由学園明日館や兵庫県芦屋市の旧山邑邸などは重要文化財に指定されています。
ご興味あるかたはどうぞ。