デザインのそれ。

グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

手軽に天体写真が撮影できる!手のひらサイズの超小型天体撮影カメラ「TinyMOS Nano1」

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TinyMOS NANO1

手軽に天体写真が撮影できる!手のひらサイズの超小型天体撮影カメラ「TinyMOS Nano1」このカメラは海外のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にてファンディング中。514ドル(約42,000円)から入手可能です。すでに調達目標額に達しているもよう。

 

すべての人に天体写真を届けること

天体写真がこんなGoPro並のボディサイズのカメラで撮れるなんてにわかには信じがたいですが、下の動画(1つ目)を見ていただけるとわかります。

動画は、開発者であるグレイ・タン氏がTEDxで雄弁に語るところですが、その中で大学教授の恒星の核融合の話に魅了された後、天体観測をしようとしたところ、既存の一般的な天体観測機器が高価で重くしかも非常に扱いづらいということ。

そこで考えたのがこのカメラ「Nano1」のように軽量でシンプルな天体観測ができる機器だったという。

それか仲間を集め試行錯誤を繰り返し現在の形になっているそうです。

彼自身、それまでの人生で数々の失敗を経験し、その時々に起こった事柄をスティーブ・ジョブズの言う“点と点をつなげ”成長していると言っています。

 

 

「Nano1」で撮影した星空のタイムラプス映像:

 

「Nano1」で撮影したシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズの後ろから月が登るタイムラプス映像

 

最初のTEDxでも語っていますが、現在はNASAアポロ計画の頃のコンピュータスペックの何倍もの演算能力を持ったスマホをみんなが持っている時代。凄まじい技術革新がこれまで創造も出来なかったことを実現させるとこができるとい言っています。ちなみにアポロはファミコン2個分だそうですね。

 

「Nano1」の機能的にはWi-fi接続が可能でスマホとも連携することができるほか、ARスターマップ機能により観測中の星を調べることも可能です。

たまに田舎に行くと星空がきれいだなと思ってスマホのカメラで撮影してもいまいちきれいに撮れないことがよくありますが、そんなときサクッとポケットからこのカメラで撮影できるといいなと思います。

 

ご興味ある方は以下オフィシャルサイトにてどうぞ

NANO1 - Beginnings — TinyMOS

 

クラウドファンディングサイトはこちら

NANO1: World's Smallest Astronomy Camera - Just Got Smaller by TinyMOS — Kickstarter