デザインのそれ。

グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

ドイツのインダストリアル・デザイナー、ディーター・ラムスの良いデザインの10個の原則

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"Phonosuper" SK4蓄音機とラジオ、1956年デザイン。1956 - 1960年製
Dieter Rams、Germanによるデザイン

 

ドイツのインダストリアル・デザイナー、ディーター・ラムス(1932〜)の展覧会がフィラデルフィアで開催中です。

 

バウハウス以降、20世紀を代表するグラフィックデザイナーであるオルト・アイヒャーによって設立されたウルム造形大学でデザインを学んだディーター・ラムス。

 

家電メーカー、ブラウンのデザインを指揮し先進的で現代にも通じる音響機器や家電製品など生み出しています。

ミニマムで機能的な製品はアップルの製品デザインにも影響を与えたと言われています。

 

今回の展覧会はPhiladelphia Museum of ART(フィラデルフィア美術館)が主催するデザイン大賞The Collab Design Excellence Awardの授与と合わせて企画されたもので、ラムスががデザインしたラジオや時計、キッチン家電から家具まで、時代を感じさせない秀逸な製品が展示されています。

 

また、フィラデルフィア美術館のウェブサイトには、ラムスによる良いデザインの10の原則が紹介されています。

デザインする上での原理原則のような指標となっており、世界中のメーカーに刺激を与えています。

 

ご興味ある方はぜひみてみてください。

Philadelphia Museum of Art - Exhibitions - Dieter Rams: Principled Design

 

Philadelphia Museum of Art - Exhibitions - Dieter Rams: Principled Design