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グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

仮想通貨やブロックチェーン業界に特化したライターとメディアのマッチングプラットフォーム「techtec」

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仮想通貨やブロックチェーン業界に特化した記事を書けるライターと、それらを掲載するメディアのマッチングプラットフォーム「techtec」が8月1日より、正式にメディアの登録受付を再開するとPRタイムスが報じています。

 

techtecに登録したメディアは、通過率10%未満の審査を通過したライターに、仮想通貨やブロックチェーンに関連する記事の執筆を依頼することができるサービスです。移り変わりの激しい業界なので、何が正しい情報なのかわからず混沌としているので、ある一定の審査を受けた専門知識があるライターに記事を書いてもらうことが、メディアの信用につながるということですね。

ライター・メディア共に無料で登録でき、記事の執筆代金は自由に設定できるそうです。

 

techtec

厳しい審査を合格した選りすぐりのライターのみ、techtec上で仮想通貨ライターとして登録することができます。

​仮想通貨・ブロックチェーン市場は、前例のないスピード感で急速に成長しています。その反面、まだまだ仮想通貨やブロックチェーンに関する情報が足りず、誤った認識を持っている人も少なくありません。

techtecでは、選りすぐりの仮想通貨ライターと貴重な仮想通貨メディアをマッチングさせることで、業界の不透明性を解消していくことを目指します。

https://www.techtec.site/

 

お金が絡む魑魅魍魎、悪鬼羅刹な仮想通貨の世界で、正確な正しい情報というのはそれだけ価値があるのでしょうね。ただ情報の価値自体は相対的というか時間軸も考慮しなければならず、ある時点では正しかったことが、ある時点では正しくないといったことも起こるので、そのあたりの管理が難しいところでじゃないでしょうかね。

 

実際、法整備はまったく追いついていない状況ですし、仮想通貨やブロックチェーン関係に強い弁護士などは世界的にも限られた数だそうですね。国や地域によるレギュレーションの違いを正確に把握し、さらに既存の法と照らし合わせながら依頼者が反則を侵さないようにアドバイスしていかなければならないという。考えただけで吐きそうなほど難しそうです。なので、この業界で活躍する弁護士の方の報酬はほぼ“言い値”、いわゆる破格なんだそうです。

 

ライターの信用

あと感じたことはtechtecがライター審査するということなので、techtec自体が公平性というか信用を担保しなければ意味がないといえば大げさですが、効力が薄れますよね。そのあたりはどういう仕組みで運営していくのでしょうか。非常に興味あります。

いっそのことライターの信用をブロックチェーン上で数値化したりすると面白いですよね。正しい情報を発信し続けたという情報のまとまりがブロックチェーン上に刻まれていくことで、そのライターの評価を可視化することができるといった具合です。

VALUのように自分の評価が数値化され、それを担保するのは1つの機関(中央集権型)ではなく非中央集権型(分散型)の方が透明性があると思うのですが、皆さんはどう感じられますか。

 

techtec【仮想通貨ライター登録サービス】