ロゴの実例をわかりやすく紹介している書籍「実例つきロゴのデザイン」
あらゆるブランドに欠かせない要素であるロゴ。有名企業のロゴともなると数百万〜数億円というデザイン料がかかります。
一般的にはあまり理解されにくいですが、デザイナーはロゴの開発に膨大な時間をかけています。記憶に新しいオリンピックのエンブレム騒動のようなことがないように似たものがないかリサーチしたり、デザインしたロゴの使用検証をしたりと、簡単そうに見えて結構大変です。
最近はクラウドサービスを使って手軽に作る方もいますが、安いだけあってそれなりのものが多く見られます。
たまにロゴデザイン専門でやっていこうと考えているデザイナーが、実績のために安い値段で仕事を受けるケースもあります。運良くそういったデザイナーに当たれば、気合の入った良いデザインのロゴを安く手に入れることができますが、まあかなりレアなケースではやってないでしょうね。
最近新しく出版された本「実例つきロゴのデザイン」は、そのタイトルの通りロゴの事例に加え、そのロゴが商品パッケージやショップツールなどに展開されている使用例を併せて紹介しています。
使用例が一緒に見れると、デザインしたロゴがどのように使われているかわかるのでとても参考になります。
ロゴそのもののバランスが良くても、実際の使われ方次第で、少し見え方が変わり気になるところが出て来たりします。
本に掲載しているデザインはどれも良くデザインされていて、見ていてとても参考になります。
ロゴデザインを勉強している方はぜひ書店でチェックしてみてはいかがでしょうか?ブランディングや商品開発などに役立つ必携の1冊です。