Shutterstock、膨大なユーザー検索&DLデータから2019年のトレンドカラーを発表
トレンドカラーを発表するのはパントンだけではない。
ニューヨークに本社を置くストックフォト、音源、編集ツールを提供するShutterstock(シャッターストック)から、ユーザーの検索やダウンロード履歴から、2019年のトレンドカラーを発表しています。
毎年、年末近くになると、来年のカラートレンドを示す「色」がパントンから発表されますが、ストックフォトサービスを運営するShutterstockも、その膨大な検索データから、今どんな色やデザインが注目されているかを分析し、クリエイティブトレンド レポートとしてまとめています。
その中で、現在世界的に人気が高まっているカラーが紹介されています。
2019年のトレンドカラー
UFOグリーン #7fff00
自然をあらわすグリーンと、ハイテクノロジーの極みであるUFOという一見かけ離れたワードからネーミングされたUFOグリーン。蛍光っぽくもありデジタル感と鮮やかな自然の色が共存した現代的な色ですね。
プラスチックピンク #ff1493
こちらもネーミングからして現代的な雰囲気のある色。科学とデジタルが融合し化粧品などのパッケージで使われてそうな色ですね。個人的な経験則ですが、30代以降の女性デザイナーは必ずこの色を使うイメージがありますね。
プロトンパープル #8a2be2
プロトンとは陽子(プラスの電荷を持った粒子)のことで、こちらもサイエンス、デジタル感を感じる色。一見自然界にはなさそうな色ですが、夜明け前の海や町並みで見かけることがあるようです。
その他、国ごとにもその国のトレンドカラーがあり、それぞれの国でどういったカラーが人気(検索が多いもしくはよく使われている)であるかも紹介されています。
日本はラベンダーブラッシュという極めて淡い紫が人気だったようです。
また、このShutterstockのクリエイティブトレンド レポートは、カラーだけではなく様々な要素が分析されており、グラフィックなどものづくりにかかわる人は一見する価値ありです。