これが新しいハーレーダビッドソンのシグニチャーサウンド!同社初の電動バイク「LiveWire(ライブワイヤー)」の予約受付開始。
創業116年にも及ぶ老舗バイクメーカー、ハーレーダビッドソンが開発を進めている電動バイク「LiveWire(ライブワイヤー)」の予約受けがいよいよ始まりました。
価格は2万9799ドル(日本円で約325万円)で今年8月から生産を開始し、秋には市場に出回ることになります。
昨年のミラノモーターサイクル2018でプロトタイプを発表して以来注目を集めていました。電動バイクの構想は5年ほど前からあったそうで、2019年万を辞して登場することになります。
ハーレーダビッドソンと言えば筋金入りのファンを持つことで有名ですね。そんな昔からのファンをがっかりさせないように、さらに言えば電動バイクがこれまで以上にバイクを楽しい乗り物と理解させる必要があるのではないでしょうか。
時速60マイル(同約96km)まで3.5秒での加速
特徴としては、モーター駆動ならではの強いトルクが瞬時に得られ、停止した状態から時速60マイル(同約96km)まで3.5秒での加速を公示しています。最大トルクは5.2㎏-mで最高速は92マイル(約147km/h)。電動だからという軟弱さはありませんね。
1回の充電で110マイル(約177km)の走行が可能で、バッテリーは自動車で使われるものと同じコネクターから素早く充電できるようになっています。
ハーレーダビッドソンの新しいシグニチャーサウンド
そして、LiveWireは電動バイクですが、完全な無音ではありません。バイクや車のエンジン音は安全面から必要とされることがあり、ジャガーが電気SUV「I-PACE」やプリウスがそうしているように、ハーレーは新たな走行時の音をつくり、ライダーや周囲の人々にも伝わるようにサウンドデザインされています。
下の動画ではLiveWireの走行シーンとともにその走行音を聞くことができます。シュイーン!というLiveWireのトルク回転音と路面との摩擦音、そして風を切る音が合わさってなんとも言えない独特のサウンドに仕上がっています。
もともとハーレーのエンジン音は「ドッドッドッ」という特徴的な音をシグニチャーサウンドとして足していたぐらいなので、ブランディングの観点からも走行サウンドは極めて重要なところなので、今回のLiveWireの音も相当入念にデザインしているのではないでしょうか。
また、プレスリリースでは速度が上がるにつれてサウンドボリュームが大きくなるようになっていると発表されています。
日本においては元号か変わり、新たな時代の始まりとなる今年、あのハーレーダビッドソンが電動バイクを出すという事実も加わり、否が応でも時代の変化を感じずには入られませんね。
今年の秋以降、このハーレーダビッドソンの電動バイク「LiveWire(ライブワイヤー)」が市場でどう受け止められるのか楽しみですね。
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