Slackのロゴが一新。ロゴやアプリアイコンなどブランドに一貫性を持たせるデザインへ
コミュニケーションを円滑にするビジネスチャットツール「Slack」が、ロゴのデザインを刷新しようとしています。
最近は、テレワークやフリーランスなど多様な働き方をする人が増えると同時に、Slackのようなコミュニケーションツールを導入する人が増えてきました。
アメリカ・シリコンバレーで2009年に設立されたSlackですが、日本でも約2年ほど前から日本語に対応しユーザー数を伸ばしています。徐々に知名度が上がり露出も多くなったいま、ブランドロゴやアイコンなど各種ビジュアルをブラッシュアップした新しいアイデンティティを打ち出しています。
Slackの新しいロゴ
新しいロゴは、元のハッシュタグ型のシンボルを踏襲しつつ、新たな形にデザインされています。単純な形状だけで言えば複雑になっているように感じますが、使用している色数が11種類から4色に減っています。これまでと同じように水色、緑、オレンジ、赤の配色は同じですが、それぞれ微妙に変更しています。
タイポグラフィもグレーがかった色味から、ブラックへと変わり丸みを帯びたエッジが角張ったものに変更されています。また、旧ロゴはハッシュタグ部分が少し左傾斜となっていましたが、新しいロゴはまっすぐに整えられています。
また、アクセントカラーとしてSlack独特の茄子紺が使われており、アプリアイコンの背景にも使われています。
Slackの公式ブログでは今回のブランドデザインのリニューアルについて説明が掲載されており、創業前に作った旧ロゴに愛着を持ちつつも、多色であるが故の使いにくさからくる統一感のなさを理由に今回リニューアルすることになったそうです。
Slack のロゴが新しくなりました! | The Official Slack Blog
んー、たしかに白地以外では使い方を選ぶ難しいデザインですね。
新しいロゴは世界的デザインスタジオPentagram(ペンタグラム)が制作を行っています。ペンタグラムのサイトには今回デザイン変更にいたるまでに考えられた複数のロゴ案が掲載されているほか、新しいロゴをあしらったアプリアイコンや様々なアイデンティティビジュアルが紹介されています。
今後数か月をかけてWEBサイトや広告などを今回作成した新しいビジュアルに変更していく予定だそうです。形は複雑化してますが、シンプルなカラーリングで全体としてシンプルで一貫性のあるデザインとなったこのロゴがこれまで以上にユーザーに親しまれるといいですね〜