オンラインノートといえばEvernoteが有名ですが、Evernoteとは違うアプローチの新しいオンラインノートサービス「Milanote」が登場した。
「Milanote」の特徴
「Milanote」は、ユーザーが保存したい情報をオンライン上に蓄積するだけでなく。それぞれの情報をリンクさせたり直感的に並べ替えたりできる、いわばクラウド型ホワイトボードです。扱える情報としてはテキストはもちろん、WordやPDFなどのファイル、画像やYouTube動画まであらゆるデータをこのホワイトボードに貼り付け、また線や矢印などを使ってビジュアル化することができます。
Evernoteでは個々の情報はそれぞれ個別に記録管理されており、欲しい情報を取り出す時はタグで関連付けするか検索を使わなければなりませんが、Milanoteはそれぞれのボード上で視覚的に関連づけされているので、アイデア出しやリサーチ、コンセプトワークなどがやりやすい。マインドマップやWebサイトのページプランニングなど簡単に行える。
かつてスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行った有名なスピーチの中に、「点と点を繋げる(connecting the dots)」というのがありました。過去の様々な経験が思いも寄らないところで繋がり時を経て異なる場面で生きてくることがありますが、Milanoteはそういった創造性刺激するようなサービス設計になっているのではないでしょうか。
使い方は簡単でビデオをみれば一目瞭然。現在は英語版のみですが、英語がわからなくても問題ありません。非常にわかりやすいインターフェイスになっているので、すぐに使いこなすことができると思います。
「Milanote」は、現在、ウェブブラウザでのみ展開。近々、iOS対応アプリとAndroidアプリもリリースされる予定です。
ちなみに、無料の「Freeプラン」では、100しかツールを配置することしかできませんが、それ以上配置するならば、有料プランに入ることになります。この辺りユーザー数が増えれば無料枠なども拡張されそうなので、それに期待したいですね〜