DJ用ターンテーブルメーカーでおなじみのtechnics(テクニクス)からあらたなテーブルシステムがCESにて発表されています。
無機質なシルバーボディと真鍮ターンテーブルが印象的な「テクニクスSP-10R」。12極、18コイル駆動の両側にコイルを備えたダブルコイルツインロータ型コアレスダイレクトドライブモーターを搭載。 0.015%以下で安定した回転を可能にしている。またコントロールユニットを本体から分離して騒音と振動を低減させている。
トーンアームは日本の職人が組み立て調整した高精度ベアリングを使用してジンバルサスペンション構造を採用しており、最高精度で記録溝の追従感度を確保しています。 可能な限り最良の音を維持するために、ターンテーブルの内部配線には酸素を含まない銅配線も使用されています。
1970年に世界で初めてのダイレクトドライブターンテーブルとしてSP-10を発表して以来、SPシリーズは世界中のオーディオファンやヒップホップやクラブミュージックにハマったDJなどから絶大な人気を誇ってきた。一時は主力製品だったSL-1200の販売低迷から一部のアクセサリを除き終了しましたが、2014年ごろからアナログブームの盛り上がりとともに復活している。個人的にはVestaxとかより馴染みが深く愛着もあるブランドなので、進化するTechnicsが見られるのは嬉しい限りです。