ユニバーサルでシンプルなデザイン哲学が支持されている無印良品。そんな無印のデザインを、自社が開発する自動運転シャトルバスバスに採用したフィンランドのスタートアップ「Sensible 4」。
Sensible 4が開発を進めている自動運転シャトルバス「Gacha」は、実現すれば世界初のあらゆる気象条件下でも機能する自動運転シャトルバスとなる。
無印は、生活に必要な商品の販売のみならず、社会でいま起きている様々な課題に目を向ける。という理念があります。
自動運転は、ただ便利というだけではなく、高齢化や少子化といった社会的な課題解決に必要という考えのもと、Gachaシャトルバスの個人所有の車ではなく地域でシェアする公共交通機関としての実用化をターゲットにしている点において、無印良品の考え方と合致しているとし、共同プロジェクトを2017年よりスタートしたという。
発表された写真が少ないので、詳しいデザインがわかりませんが、丸みを帯びた車体と大きめの出入りドアからそのユニバーサルなニュアンスが感じられます。
使う側の立場で徹底的に考えデザインされた車体は、前後という概念がなく、ミニマルでフレンドリーなかたちという。
照明とコミュニケーションスクリーンが一体となったLEDのライトベルト、内装に沿ったラウンド型のベンチシートなどがポイントなんだそうです。
北欧という厳しい自然環境下で自動運転が実現すると、日本の地方とかではその内余裕で実現するのではと思ってしまいますね。
Gachaは2020年を目処に実用化するとしていますので、日本でも2020年オリンピック以降実際にこのシャトルバスが走っているかもしれませんね。