自分に最適な時間管理で作業効率を上げる方法と便利なアプリ「Tomato One」
人生で唯一全ての人に平等にあるのが、「時間」です。もちろん様々な状況によって異なる場合もありますが、1秒は全人類共通して1秒です。「俺の1秒って普通の人の半分しかないんだよねー」なんて人はいません。
世の中には、この時間管理術というものがたくさんあります。「効率的に仕事の時間をコントロールし、ワークライフバランスをしっかりとると、良い人生をおくれますよ」とうたうビジネス書も数多くあります。考え方の一つとしては参考になりますが、それが正しいかどうかは別の話だと思います。
- 作者: 泉正人
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
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ただ、時間について全く気にせず人生を過ごすよりも、ある程度時間について考えて行動した方が良さそうなのは確かだと思います。人生なんて短いのでダラダラと無駄な時間を過ごしていると、あっという間にこの世から消えてなくなります。
ポモドーロ・テクニック
時間管理法のひとつにPomodoro Technique(ポモドーロテクニック)というものがあります。これは1980年代後半に登場したテクニックで、いわゆるタイマーで時間を管理するシンプルな方法です。ポモドーロとは、イタリア語でトマトのことで、トマト型のキッチンタイマーを使い、時間を管理することが由来となっている。
やり方は簡単で、キッチンタイマーで25分に設定しその間に作業をしたあと、5の休憩をとる。5分経ったあと、また25分の作業をし、5分休憩をとる。25分の作業+5分休憩を「1ポモドーロ(30分)」として4ポモドーロやったら30分の休憩をとる。といった具合です。
作業内容や自分のリズムによって個人差がある
ものは試しということで、僕も実践してみましたが、あまりうまくいきませんでした。行った作業はある企業の会社案内パンフレットのラフ作成です。25分の作業時間がすごく短く感じ、深い集中力が得られず、5分の休憩中も意識は仕事モードのまま。25分は短いと判断し、今度は50分+10分休憩を試してみたら、結構うまくいきました。慣れるまでは休憩から作業に切り替えるときと、切り替えた直後は集中力が散漫になりましたが、だんだんと切り替えもスムーズになってきて、作業効率もアップしました。自分がおこなう作業の内容や、もともとの集中力の違いによって結構個人差があります。
大事なのは、“適度に休憩を入れる”ということでしょうね。集中力が続くからって長時間作業をしていると、肩や首などに力が入って血流などが悪くなるのを、適度に休憩をとることで回避することが目的なんでしょう。
ちなみに、休憩中は愛用しているエアーネックストレッチャーで首と肩を休めるとかなり気持ちいいのでオススメです。
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あと、わざわざキッチンタイマーを買わなくても、最近はやっぱりありました。アプリ「Tomato 1」。これを使えば簡単に作業時間を区切るタイマーを設定できるので、気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか。