デザインのそれ。

グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

タグホイヤーから「Connected」に続き、新しいスマートウォッチが発売予定。

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タグホイヤーから新しいスマートウォッチが発売される予定らしいです。スマートウォッチ市場が盛り上がる中、2015年のBasel Worldにおいてスイスの高級時計メーカーとていち早く製品を発表したタグホイヤーが、第1弾製品「Connected」に続き、新しいモデルのスマートウォッチをリリースするようです。
 
第1弾の「Connected」は、タグ・ホイヤーがグーグルおよびインテルと共同開発したスマートウォッチ。基本ソフト(OS)にグーグルの「アンドロイドウェア」を、プロセッサにインテルの「アトム」を搭載していて、Android 4.3以上およびiOS 8.2以上を搭載するスマートフォンに対応したスマートウォッチです。
デザインは46mmのチタン製フレームと大きめのディスプレイ、チタニウムブレスレットやカーフスキンなど、さすが高級老舗時計メーカーというデザインです。価格は20万相当でこれが高いかどうかはさておき、他のメーカーのスマートウォッチと比べれば少し高めでした。
 
新しいモデルのイメージはまだ確認できないのでどんな製品になるのでしょうか。中身のソフトウェアはAndroid本家のGoogleIntelという強力タッグと、150年以上にわたり時計製造を続けてきた老舗メーカーというだけあってすごく気になります。
 
気になったのは、時計製造を基幹産業のひとつとするスイスにとって「Swiss Made」をいかに守っていくかということ。スマートウォッチは時計内部のプロセッサとOSが製品のなかで特に重要となるため、「Swiss Made」の条件となるムーブメントのスイス製が保てない。仮に半導体の製造を国内製にできても、OSまでは難しいではないでしょうか。この辺りタグホイヤー含め他のスイスをはじめとした他のメーカーはどう捉えていくのかも含め今後を見ていきたいですね〜
 
Souce:ubergizmo