今年2018年に創業120周年を迎えるドイツのスーツケースメーカー「RIMOWA(リモワ)」が、ロゴの刷新に続きプロダクト・ポートフォリオを一新しています。
今年2018年初めにこれまで仕様していた丸みを帯びたタイポグラフィのロゴ(写真:左)を、今風のすっきりとしたサンセリフ体のロゴ(写真:右)に変更し、リニューアルを図るリモワ。
昨年2017年に世界最大のラグジュアリーブランドの企業体LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループの傘下に収まったことをきっかけに、ブランドのリブランディング(再定義)が進められています。
LVMH後は、フェンディとのコラボを初め、シュプリーム、オフホワイトなどのファッションブランドとのコラボを連発し、これまでのリモワから想像出来なかったプロダクトをリリースするなど話題を集めていました。
オフホワイトとのコラボモデル:
カニエ・ウェストのクリエイティブディレクターで、建築家、アーティスト、デザイナーなどの肩書きを持つヴァージル・アブロー率いるオフホワイトとのコラボモデル。中身がすべて見えてしまうスケルトンというスーツケースの常識を覆すデザインを発表しています。
新たらしく定義された製品ライン
新たらしく定義された製品ラインは、「Original Collection(オリジナルコレクション)」、「Classic Collection(クラシックコレクション)」、「Essential Collection(エッセンシャルコレクション)」、「Hybrid Collection(ハイブリットコレクション)」の計4つで構成されます。
Original Collection(オリジナルコレクション)
オリジナルコレクションは、リモワ伝統のアルミ製のスーツケースを踏襲しつつ新しくデザインされています。リニューアル前は「トパーズ」として知られるモデルで、後述の「クラシックコレクション」よりもやや丸みを帯びたフォルムが特徴です。スーツケースに求められる丈夫で軽いリモワがリモワたらしめる逸品です。
Classic Collection(クラシックコレクション)
クラシックフライトの後継となるクラシックコレクション。オリジナルコレクションにくらべ角張ったボディが断然かっこいい。ハイエンドのアルマイト加工(陽極酸化処理)が施されたアルミニウム合金と、リベットで打ち付けられた高光沢のコーナー、ハンドメイドによるレザーハンドルなどどこから見てもモノとしての本物感を感じますね。質実剛健とはこのことですね。
Essential Collection(エッセンシャルコレクション)
ポリカーボネート製のボディ、これまでのモデルより30%軽量化した「リモワ エッセンシャル ライト」や、ケース外部にフロントポケットを採用した「リモワ エッセンシャル スリーブ」など使い勝手を追求したモデルが並びなます。カラーバリエーションも豊富で表面の質感をマット、グロスから選べるなど女性にも人気のモデルです。
Hybrid Collection(ハイブリットコレクション)
最後にハイブリッドコレクションは、文字通りリモワを代表する2つの素材を混合させたデザインです。強靭なアルミニウム合金と、究極の軽さを持つポリカーボネイトをパーツによって使い分けられています。
どのデザインもドイツの老舗ものづくりメーカーのプライドがたっぷりこもった質感は手に取るとさすがという印象をうけます。
個人的には圧倒的にクラシックコレクションがお気に入りですが、みなさんはどれがこのみでしょうか。
詳しくは以下オフィシャルサイトにてご覧いただけます。