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グラフィックデザイナーの雑駁ブログ

【ワイヤレスヘッドホン】アメリカ・ブルックリンのGRADO Labs社から同社初となるBluetooth接続ワイヤレスヘッドホン「GW100」の登場

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アメリカ、ブルックリンにファクトリーを構えるGRADO Labs社から、同社初となるワイヤレスシリーズGW100の登場です。

GW100は、グラドのこだわりであるオープンエア型のBluetoothヘッドホンで、主なスペックは動作距離10m、バッテリー寿命は最大15時間、周波数レンジ20Hz〜20KHz、Bluetooth4.2 apt-X 、インピーダンスは32オームです。

 

GW100ワイヤレスヘッドフォンは、有線ヘッドホンと同じであるGradoの独自のダイナミックドライバで構築されています。より良い音質とパワフルな低音の再現が可能です。また、同社こだわりのオープンエア型を継承しており、密閉型のヘッドフォンにありがちな独特の閉塞感がなく非常に開放的な音が楽しるという。こもった感じがないので長時間に及ぶ作業にも集中力を持続させるとこができますね。

 

 

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50年以上の歴史を持つハイエンド向けオーディオブランドであるGRADO Labs社は、もともと時計技工士校の教師をしていたジョゼフ・グラド氏が1953年にアメリカで創業しています。

ハイエンドオーディオ産業の歴史において、最も重要な人物の一人といわれるソウル・B・マランツ(Marants(マランツ)の創業者)氏に耳と技術を認められ、マランツ氏の紹介でフェアチャイルドに入社。チーフエンジニアとしてフェアチャイルド社でMCカートリッジ等の設計に携わった後GRADO Labs社を設立します。

そして、伝説的とも評されるマランツの回路設計者であるシドニー・スミス氏と共同で開発したヘッドフォンアンプや、木製のトーンアームなどを発売しヒットさせています。

 

ハイエンド・ヘッドホンとしてプロフェッショナル達の口から必ず名前の上がるGRADO Labs。 圧倒的なサウンドに加え、木や革という自然素材を製品に使用したアイテムもあり、独自のブランドの世界観がかっこよく、ものづくりとはなんぞやということがこのブランドを見ていると良くわかります。

 

同社WEBサイトには製品紹介や制作プロセスがわかる動画が掲載されたページがあるので、興味のある方はこちらからどうぞ。またWEBサイトの写真ひとつひとつのクオリティも高く、勉強になります。

 

Grado Labs - Film

 

gradolabs.com