シャープから、8K動画対応のマイクロフォーサーズカメラのプロトタイプが登場!CES2019にて
アメリカ・ラスベガスで開催中のCES 2019で展示されたあるカメラが話題となっています。そのカメラはコンシューマー向け8K対応のマイクロフォーサーズカメラ。開発メーカーはなんと数年前コンパクトデジタルカメラから撤退した“SHARP(シャープ)”です!
こちらの動画は海外のユーチューバーKinotika氏のビデオが放たれるまで、意外すぎてCES初日には全く気付かれることが無かったそうです。
ユーチューバーKinotika氏の紹介動画
そして気になるスペックですが以下動画からわかることとしてはこんな感じです。
・マイクロフォーサーズマウント
・8K 30p・1080p高フレームレート
・コーデックはH.265
・センサーシフト式手振れ補正内蔵
・タッチスクリーン対応バリアングル液晶(5インチぐらい)
・SDカードスロット(シングル)
・マイク&ヘッドホン端子
・フルサイズHDMI端子
・USB(Type-C)端子
・ミニXLR端子
・5000ドル(約54万円)を切るかも
シングルのSDカードオンリーなのでUSB(Type-C)端子経由でSSDもしくはHDDに直接記録するタイプとなりそうですね。。っと思ったらSanDisk(サンディスク)からついに1TBのメモリーカードが発表されています。。なんという時代の変化。
512GBのSDXCが発表されたのが2年前の今頃なので、エグいぐらいストレージの大容量化が進んでいます。
サンディスク Extreme Pro 95MB/s(633倍速) SDXCカード Class 10 UHS-I U3対応 512GB SDSDXPA-512G-G46
- 出版社/メーカー: サンディスク
- メディア: Personal Computers
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正式発表は第2四半期(7〜9月)を予定
展示されているのはプロトタイプだそうで、外観のデザインなどは今後ブラッシュアップし、リリースの予定としては第2四半期(7〜9月)に正式発表されるそうです。
まあ撮影した動画を再生するための8Kモニターがまだあまり普及してないので、一般のユーザーがその高画質を楽しむにはまだ先の話ではありそうですが、革新的な製品をつくっているという意味でチャレンジングなシャープの試みに感銘を受けますね。
シャープはデジタルテレビAQUOS(アクオス)ブランドで8Kを積極的に進めており、昨年2月、シャープの親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)とともに、アメリカの映画撮影用カメラなどを手がける米RED社への出資検討との噂もありました。
パナソニックが8Kに消極的な姿勢をみせる一方、ここへ来てシャープの8Kワールド構想が徐々に存在感が出てきた感がありますので、8K映像カメラのリリースも当然に思えます。
Souce:Surprise! Sharp announced their first 8K Micro Four Thirds camera!!! - 43 Rumors