Kindle Unlimitedには、デザインに関する本もたくさんラインナップされています。
その中で、ロゴの勉強に役立つ良い本もありますので、今回はその中で見つけたおすすめをご紹介します。
もちろん、Kindle Unlimitedを利用していない方は、直接商品を購入することもでますが、加入のお試し期間を利用すれば無料で読むことができます。
1. 世界のロゴ&マーク集
まずはこれ「世界のロゴ&マーク集」。
その名の通り世界20カ国の60名の248作品もの事例を紹介しています。
ロゴは、各ジャンルごとに掲載されていています。
・PRODUCT ブランド/ショップ/ヘルスケア
・FOOD DRINK 飲食店/フード/ドリンク
・COMPANY FACILITY 会社/施設
・EVENT MEDIA イベント/メディア/その他
こうしてジャンルに分かれていると、それぞれの業界の傾向など見てとることができます。
会社は誠実さを示す青が多かったり、飲食はエネルギーを感じる赤が多かったり。
さらに、使用するフォントもジャンルごとの癖もあり、なるほど!と思う発見がたくさんあります。
また、この本の良いところは、実際に使われているシーンも含めて紹介されているので、小さな名刺での見え方から看板やファサードに入った時の見え方など具体的にイメージすることができます。
大きさが変わればロゴの見え方はガラッと変わることがあるので、いろんな角度でみるための手助けになります。
この本を無料期間にひたすら見て内容を噛み砕くことで、ロゴやVIについての知見は必ず広がると思います。
2. [デザイン技法図鑑]ひと目でわかるフォントが活きるデザインの基本。
エムディエヌコーポレーション(MdN)から出版されている「デザイン技法図鑑」シリーズの 「ひと目でわかるフォントが活きるデザインの基本」
こちらはフォントを軸に、デザインの見せ方を解説している本です。
同じ言葉でも文字のウエイトや書体の種類によって、印象を変えることができ、それがどのように機能するか、わかりやすく解説されています。
とくにわかりやすいのが、同じ写真や背景でフォントだけ変えて、2つを見比べられるところ。良い例、悪い例ではないですが「並べられるとこれだけ違うのか!?」と理解スピードが違ってきます。
・フォントのスタイルごとのイメージ
・フォントを扱う上でのテクニック
上記2点が主な本の内容です。
イメージは自分のなかだけだと、他者とのギャップが生まれたりします。
他の多くがこういうフォントにはこういうイメージがあるという共通の概念を把握しておくことに役立ちます。
ロゴを作る上で、どういう意図をビジュアルに込めるかの参考になります。
また、フォントを扱うテクニックは、どちらかというとタイポグラフィの要素が強くなりますが、文字のコントラストやウエイト、余白の取り方など勉強することができます。
ちなみに、デザイン技法図鑑シリーズは他に下の2冊があります。
どれもKindle Unlimitedにラインナップされています。
気になる方にはおすすめします。
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