フランス・コニャックのブランデーの1つであるマーテル。その歴史は大手コニャックの中で最古の歴史を誇る。その歴史は創業1715年まで遡り独自の製造法を守り現在まで伝承されている。
現在はペルノリカー傘下となったマーテルはコルドン・ブルーを筆頭に、V.S.O.PやXO、シャンテルーなど7種類のブランドがありますが、設立300年ごろを機に新しいロゴデザインとパッケージを導入している。
大きな変更点はロゴ上部に配置されているツバメの図案。これまで単一のシルエットのみで描かれていましたが、細いラインが入りよりツバメらしくなった。さらにMARTELLのタイプを囲む罫線がなくなり、文字も幅が広くなっている。
また、これまで要素としてなかったCOGNAC(コニャック)が追加されている。
デザインはフランス・パリに拠点を置くデザイン会社Yorgo&Coによって設計されていて、ロゴの変遷を踏まえたデザイニングの動画が公開されています。
MARTELL_ REVEAL from Yorgo&Co on Vimeo.
マーテルのロゴの由来
象徴的なモチーフにツバメが入っていますが、このツバメはその昔、創業者のジャン・マーテルが熟成を終えた原酒を貯蔵庫から出す際に、黄金のツバメがその出来事を祝福するかのように樽の上を飛んでいたことが由来となっている。ちなみにこのツバメはゴールデンスワローと呼ばれています。