日本のパスポートが「世界のパスポートランキング2018」1位に。ビザなしで渡航できる国が最多。
ビザ無しで渡航できる国が最多!
イギリスのコンサルティング会社、Henley&Partners(ヘンリー・アンド・パートナーズ)が発表する「世界のパスポートランキング2018」で、日本のパスポートがNo1を獲得しました。
ランキングは、ビザ無しで入国することが出来る国・地域を基準となっており、昨年2017年1位だったドイツを抜いて遂にトップになりました。
ランキング上位トップ10
括弧はビザ無し入国可能な数
- 日本(190)
- シンガポール(189)
- ドイツ(188)
- フランス(188)
- 韓国(188)
- デンマーク(187)
- フィンランド(187)
- イタリア(187)
- スウェーデン(187)
- スペイン(187)
日本人がビザを取得しなくても訪問できる国・地域は190カ国にのぼり過去最多となっています。
日本は治安も良いし、国際的にみても信用度が高い国として認知されているということでしょうか。まぁ1位といっても上位はかなり僅差ですが、世界一はそれはそれですごいことなんでしょうかね。
詳しくランキングを知りたい方は以下のWEBサイトにて確認できます。
Henley Passport Index 2006 to 2018
2019年からデザインが変わる
そんな日本のパスポートですが、来年2019年からデザインが若干変更されます。
外務省によると、次のパスポートのデザインに葛飾北斎の「冨嶽三十六景」の絵をあしらったデザインになると発表されています。
表紙はこれまで通り変更はなく菊の紋章をあしらったデザインですが、内面は見開きごとに「冨嶽三十六景」の各作品がうっすらと入るデザインとなります。
事前に有識者5名による準備会合を開催し、「日本的なデザイン」をコンセプトに検討を行い,そのうち「冨嶽三十六景」は世界的にも広く知られ、富士山をメインモチーフとし、まさに日本を代表する浮世絵であることから採用が決まったそうです。
どうせなら表紙のデザインも変えてほしかったなと思うのですが皆さんはどう思われますか?ちなみに以前このブログでも取り上げた、世界のパスポートの表紙デザインが閲覧できるサイトというのがあります。デザインの参考になります
一番クールなデザインはここ!世界中のパスポートの表紙デザイン一覧できるサイト「PASSPORT INDEX 」 - DoYouWantMore?
新しいデザインは、偽造対策にもなるように全ページ異なるデザインになるとしており、2019年度中の導入を目指しているそうです。
全ランキングは詳しくはこちら
Bang & Olufsenから、映画監督デヴィット・リンチ氏のアート作品とコラボレーションしたワイヤレススピーカー「Beoplay M5」「Beoplay P2」を発表
デンマークのオーディオメーカーBang & Olufsenから、映画監督デヴィット・リンチ氏のアート作品とコラボレーションしたワイヤレススピーカー「Beoplay M5」「Beoplay P2」を発表しました。
前回のリトグラフアートワークのBeoplay A9に続く2回目のコラボですね。
映画イレイザーヘッドやエレファントマン、ツインピークスなどの作品で有名なデビッドリンチ氏ですが、監督の他に俳優やミュージシャン、脚本家、プロデューサーなどマルチな才能を持っています。
今回登場したスピーカーは、そんな彼の手がけたアート作品の中から、いくつかのイメージやディティールを取り上げてBang & Olufsenの製品デザインに採用したBeoplay M5、Beoplay P2のスペシャルエディションです。
Bang & Olufsenおよびニューヨーク近代美術館・MoMAのオンラインストアおよび取り扱い店舗にて数量限定で順次発売さる予定です。
かつてカルトの帝王と言われたデビッドリンチ氏らいし狂気的にアートワークが印象的ですね。
Artwork by David Lynch | Bang & Olufsen
フランスのオーディオメーカーアマデウス(Amadeus)から、建築家ジャン・ヌヴェル(Jean Nouvel)がデザインしたスピーカーフィルハーモニアミニ(Philharmonia Mini)が登場
フランスのハイエンド・オーディオメーカーアマデウス(Amadeus)から、同じくフランスの現代建築家ジャン・ヌヴェル(Jean Nouvel)がデザインしたスピーカーフィルハーモニアミニ(Philharmonia Mini)の登場です。
もともとパリ・フィルハーモニー・コンサートホールを設計していたジャン・ヌヴェル(Jean Nouvel)ですが、その際にレコーディングスタジオとマスタリングスタジオ専用にフィルハーモニアという音響監視システムを作っていました。
今回新たにフィルハーモニアミニ(Philharmonia Mini)として登場したこちらは、合計547層にも及ぶスカンジナビアン・バーチ材(樺の木)を積み重ねた構造となっており、外観のシンプルさとは裏腹に、非常に複雑な曲線からなる内部構造を有しています。
非常に低い誘電損失と、高い熱伝統率をもつ高周波トランスデューサーが内蔵されており、入力されたオーディオ信号をより忠実に空気の圧力波として一体型で凹んだかたちにカットされた木製の円形ホーンから空間に効率よく放射させます。
値段は公開されていませんが、相当なお値段なのでしょう。一度普通のスピーカー比べてどれだけ違いがあるのか聴き比べてみたいです。
詳しくはこちら:Philharmonia by Jean Nouvel
ちなみに、ジャン・ヌヴェル(Jean Nouvel)(ヌーベルとも)は、パリ・フィルハーモニー・コンサートホールの他に、オーストラリアのシドニーに「ワン・セントラル・パーク」や、スペインのバルセロナに「トーレ・アグバール」、日本の電通本社ビルなどの設計をしている現代建築の重鎮です。
ジャン・ヌヴェル 最新プロジェクト―JEAN NOUVEL RECENT PROJECT
- 作者: GA photographers,ジャン・ヌーヴェル
- 出版社/メーカー: ADAエディタトーキョー
- 発売日: 2014/01/25
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
GA document―世界の建築 (93) Jean Nouvel/3 Buildings
- 作者: ジャン・ヌヴェル,Yukio Futagawa
- 出版社/メーカー: エーディーエー・エディタ・トーキョー
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: ペーパーバック
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人間の眼の解像度にもっとも近いヘッドセットの開発を進める「ヴォルジョ・テクノロジーズ(Varjo Technologies)映像
すごい進化を感じます
フィンランド、ヘルシンキのスタートアップ「ヴォルジョ・テクノロジーズ(Varjo Technologies)社が開発を進めている高解像度VR・ARヘッドセットの最新映像が公開されています。
同社は、人間の眼と同レベルの解像度のヘッドセットの開発を進めており、オキュラスなど既存のヘッドセットの約70倍という超高解像度VR映像の研究で世界中から注目を集めている企業です。
いやーまさにSFの世界ですね。現実と仮想の区別がつかないほど高精細な描写を想像するとワクワクしてきますね。
チームのメンバーは元はノキアでスマートフォン関連の事業に従事していた経験もあり、マイクロソフトがノキアを買収して以降も、後にホロレンズとなるヘッドセットの開発に取り組んでいた経験があるスペシャリスト集団とのこと。
また、ヘッドセットのチップには日本のチップメーカーであるソシオネクスト社のカメラ用画像処理プロセッサや、ソニーの30メガピクセルのMicroOLEDディスプレイなど日本の企業の製品も使われているそうなので、ちょっと応援したくなりますね〜。
楽しみな製品です
Fear of God(フィア オブ ゴッド)からヴィンテージTシャツを再利用したシューズが登場
Jerry Lorenzo(ジェリー・ロレンゾ)がデザイナーを務めるアパレルブランド「Fear of God(フィア オブ ゴッド)」から、ヴィンテージTシャツを再利用したシューズを発表すると公式インスタグラムに投稿しています。
1980〜90年代に作成された実物のヴィンテージTシャツをシューズのアッパーに使ったハイカットシューズです。実際のヴィンテージTシャツを使っているため全てが一点物となっており、100足限定の販売です。
もともとヴィンテージのロックTシャツの収集家としても有名なジェリー、いずれもかなり生産数の少ないレアなTシャツばかりを使い、約8ヶ月前からこのシューズの構想を考え試作を繰り返していたという。
Fear Of God
2013 年にロサンゼルス出身のデザイナージェリーロレンゾによって設立された Fear Of God。ストリート、グランジ、ロック、モード、スポーツ、様々な要素を取り込んだ独創的な世界観がファッション好きの間で人気を集めています。
クリエイティディレクター兼デザイナーを務めるジェリーロレンゾは、デザイン学校に通ったこともなければ、デザイナーと一緒に働いたこともなく、学生時代にGapやDIESELでバイトをした程度。
しかしその時に“マーケットに足りないモノは何か?人々は何を求めているか?”を独学で学んだそうです。型にはまらず自分の実体験を元にデザインを考えているからこそ、独創的なスタイル人々を魅了しているのでしょうね。
DHLが取り組む無人ドローンによるロジスティックサービス
映像のクオリティの高さに見入ってしまった。。
国際宅配便や運輸、ロジスティクスサービスを扱うドイツの国際輸送物流会社「DHL」のドローンを使った新たな取り組みが紹介されています。
DHLは2013年から無人配達ドローンParcelcopterシリーズの開発を同じドイツの企業Wingcopter社と続けており、その最新機種となるParcelcopter 4.0によって、タンザニアの離島に暮らす人たちの薬や血液サンプルの輸送これまでより早く手軽に行えるようになっているという。
その取り組みを紹介する映像
題材やメッセージ性もさることながら、カメラワークや色調、アングル、構成、音声などいろいろ完成度が高めの映像です。
Parcelcopter 4.0は、チルト・ローター型ドローンで、垂直離着陸(VTOL機、Vertical Take-Off and Landing、ブイトール機、ヴィトール機と言います。)できるだけでなく、途中で高速飛行ができ、エネルギー効率のよい固定翼飛行に移行することもできます。
また、バッテリーパックの1充電あたり最大100km(62マイル)の距離の飛行と、最高速度150km / h(93mph)で自律飛行します。ボディ下部に設置された断熱ボックスには6kg(13ポンド)の貨物を入れて飛ぶことが出来ます。
タンザニアのビクトリア湖に浮かぶUkerewe島のNansioまで40分で結びます。
これまでは陸路で約6時間、フェリーで4時間かかっていたところ、Parcelcopter 4.0は約40分に短縮することができるという。
DHLによれば、アフリカの多くの地域で、いまだ十分な医療を受けられない地域や、マラリアやエボラなど伝染病の蔓延する地域等、公衆衛生分野における物流の課題が多くあるとし、それらに対処する新しい機会であるとしています。
タンザニアのビクトリア湖に浮かぶUkerewe島に暮らす40万人の人たちに、これまで物理的に不可能だった医療の提供ができるようになるとしています。またその他のアフリカの多くの地域、特に病院や薬局に提供する公衆衛生部門のロジスティックの課題に取り組む新たな機会を提供するとしています。
ブランディング会社インターブランドが「Best Global Brands 2018」ランキングを発表!
インターブランドが、今年のベストグローバルブランドランキングトップ100を発表しています。もうこんな時期かぁーと1年が過ぎる速さを実感します。
インターブランドベストグローバルブランドランキングは、ロンドンを拠点とする世界的ブランディングファームInterbrand社が毎年発表している企業ブランドランキングで、グローバルな事業展開を行うブランドを対象に,そのブランドが持つ価値を金額に換算してランキング化するもので、レポートの発表は2000年から今年で19回目です。
Rankings - 2018 - Best Global Brands - Best Brands - Interbrand
2018年グローバルベスト3
1位:Apple(アップル)
1位は2013年からトップをキープするApple。圧倒的なブランド力です。Appleは2012年1位だったコカ・コーラを2013年に遂に抜き去り、これで6年連続でトップに君臨したことになります。
2位:Google(グーグル)
2位はGoogle。こちらも2013年以降ずっと2位につけています。ただ、1位のAppleとの差500億ドルは年々広がっています。
3位:Amazon(アマゾン)
続く3位はAmazon。Amazonは2012年は20位だったところ、年々順位を上げて遂にMicrosoft、コカコーラを抜いて3位に踊り出ました。ブランド価値を56%アップさせ成長率では1位となっています。
2018年ジャパンベスト3
1位(グローバル7位):トヨタ自動車
トヨタは昨年に続き第7位。 自動車ブランドでは15年連続で最高位をキープしていますが、メルセデスの追い上げており、来年どうなるかですね。先日ソフトバンクとの提携のニュースがありましたが、どうなるでしょうね。
2位(グローバル20位):ホンダ
こちらも昨年同様グローバル20位。こちらも先日米ゼネラル・モーターズ(GM)との提携が発表され、自動運転その他IT強化がどうなるか楽しみです。
3位(グローバル40位):日産自動車
4位(グローバル55位):キヤノン
5位(グローバル59位):ソニー
気になる評価基準ですが、大まかには以下のような内容となっています。
- 主要基盤地域 (Home Region) 以外での売上高比率が30%以上であること
- 北米・欧州・アジア地域で相応のプレゼンスがあり, 新興国も幅広くカバーしていること
- ブランドの財務的評価を実施するために必要な各種財務情報が公表されていること
- 資本コストを織り込んだ経済的利益 (Economic Profit) が長期的にポジティブであること
- 主要基盤地域のみならず, 世界の主要な国々で, 一般に広く認知されていること
- ブランドが顧客の購買行動に影響を与えていること
上記を踏まえ、財務力、 ブランドが購買意思決定に与える影響力、 そしてブランドによる将来収益の確かさ、という観点からみたブランド価値を評価しているそうです。
インターブランドのサイトでは、ランキングデータを、地域や業種、国など様々なフィルターをかけて見ることができるので、気になった方は以下からどうぞ。
コンテナを再利用した台湾のスターバックス新店舗、隈研吾建築都市設計事務所がデザイン
隈研吾事務所が手がけた台湾・花連市にオープンするスターバックスは、海上輸送などで使う輸送用コンテナのリサイクルによってデザインされています。
合計29個の使用済みの輸送コンテナを積み上げたユニークな構造となっており、白く塗られたコンテナの内側の壁は、木材で覆われ現地先住民であるアミ族に深く関係するグラフィックペイントなどが施されています。
デザインはコーヒーの木の葉から着想を得つつ、伝統的な中国の建築構造である“バケットアーチ”をコンテナによって再現しているという。総床面積320平米の2階建ての店舗となっており、強化ガラスが張られた面からそのと光が差し込む作りとなっています。
スターバックスは、豊かな自然環境が美味しいコーヒーをお客様に届けるため、持続可能な店舗の建築にコミットする「global greener stores commitment」を発表しています。店舗においてもプラスチック製のストローの廃止を宣言したりと環境対策を強く推し進めている企業でもあります。
今回のコンテナの再利用もこういった環境負荷への取り組みの流れを組んだものですね。
ファイヤーキング×バートンのコラボマグカップ
アメリカ・バーモント州を拠点とするスノーボードブランドカンパニー Burton Snowboards(バートンスノーボード)と、伝統的なグラスウェアブランドのFire-King(ファイヤーキング)のコラボマグカップがリリースされています。
マグカップは、スノーボードブランドらしい雪山が描かれたライトアイボリータイプと、バーモント州旗のモチーフとなっている鹿がデザインされてクリスタルのフォレストグリーンの2デザインです。
価格は3,888円(約34米ドル)の小売りで、コレクターズマグカップはFire-KingsのWebストアで販売されています。
バートン | Fire-King Japan ONLINE STORE | オフィシャルストア
大量生産を嫌い、熟練した技術と細やかな作業により一つ一つがやさしい表情をもった仕上がりが人気のファイヤーキング。
レアなデザインはかなりの高値で売買されるほど世界中にコレクターやファンがいますね。
一貫した手作りを通していますが、加傷テストや強度テスト、耐熱テストなどの厳しいチェックの後に出荷されているというところに愛を感じずに入られませんね。大量生産された粗悪なものが太刀打ち出来るはずないですね。
詳しくはのこちら
BURTON x FIRE-KING コラボレーション スタッキングマグ | Fire-King Japan オフィシャルサイト
ノイズキャンセリングが秀逸なワイヤレス・ヘッドホン「Surafece headphone(サーフェイスヘッドフォン)」
米マイクロソフトが、同社新タブレット端末「Surafeceシリーズ」の全面アップデートに併せ、オーバーイヤー型のヘッドフォン「Surafece headphone(サーフェイスヘッドフォン)」のリリースを発表しています。価格は349ドルで、2018年末にアメリカとイギリスで発売するとのこと。
特徴は、ヘッド部分を回すことでノイズキャンセリングのレベルを調整できます。また有線・無線(Bluetooth)いずれでも利用可能で、Cortana(コルタナ)のハンズフリー音声操作にも対応する。
価格が349ドルなので、そこそこの値段ですが20Hz-20,000Hzというエントリーモデルクラスの再生周波数帯域です。
再生周波数帯域とは、音の広さのことで低い音がここまで、高い音がここまで出せますということを数値で表したものです。このヘッドホンの場合20Hzの低音から20,000Hzの高音まで再生できることを表しています。だいたい40,000Hzを超えると
40mmのドライバーユニットにしては物足りないように思いますが、あくまでタブレットやスマホと連携しながら使うということなので、これぐらいで十分ということでしょうか。
バッテリー駆動時間は最大15時間で、2時間でフルMAX充電が可能です。カラーはマットなライトグレー1色のみで、都会的な洗練されたデザインがいい感じですね。
最近のヘッドフォンのノイズキャンセリングってすごいので、キャンセリングレベルを調整できるのは結構面白いですね。ある程度周囲の音が聴こえたほうが良い環境では、キャンセルレベルを低く設定し、全くシャットアウトしたい場合はMAXにするなどが選べるのはいいかもです。
日本での販売は未定です。気になる方はこちらからどうぞ。